反復性耳下腺炎

化膿性耳下腺炎と反復性耳下腺炎の症状について

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流行性耳下腺炎は、一般的にはおたふく風邪と呼ばれているもので、ムンプスウィルスの感染で発症する病気です。
おたふく風邪にかかると、耳たぶのあたりから顎にかけての耳下腺のラインが腫れてしまい、強い痛みを伴います。
おたふく風邪は生涯免疫を獲得できる病気なので、一度発症すると一生かからないとされています。
しかし、おたふく風邪と同じような症状が現れる病気として、化膿性耳下腺炎と反復性耳下腺炎があるため、症状が出た場合には、本当におたふく風邪なのかどうかを慎重に診断をしなくてはいけません。
化膿性耳下腺炎は、溶連菌、肺炎球菌などの口の中にあるなんらかの細菌が耳下腺に入ることで発症する病気です。
片方の耳下腺だけが腫れることが多いのが特徴ですが、その他の症状も発熱、痛み、頭痛などで、おたふく風邪と見分けがつかないことがあります。
治療には、抗生物質と鎮痛剤を併用して投与するのが有効ですが、症状がひどい場合には入院をしてたまった膿を排出するための切開処置を行うことが必要です。
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反復性耳下腺炎も、おたふく風邪と同じように耳下腺が腫れて痛みを伴います。
化膿性耳下腺炎と同じく、片側だけの耳下腺が腫れることが多いですが、両側が腫れるケースもあり、おたふく風邪との見分けはとても難しいです。
おたふく風邪と大きく異なるのは、ウィルス性ではなく、自己免疫疾患やアレルギーなどと関連している可能性が高いため、数週間から数年おきに繰り返し発症してしまうことです。
ただし、何年かは繰り返し発症しても、ほとんどが学童期で自然に治癒していきます。
反復性耳下腺炎には、おたふく風邪と同じように特効薬はなく、特別な治療方法はありません。
痛み止めなどを使用するほかは、安静にして症状がなくなるのを待ちます。
ただし、化膿性耳下腺炎と混在で発症してしまうこともあるので、その場合には抗生物質の投与が必要です。
化膿性耳下腺炎と反復性耳下腺炎は人にうつることはないので、長期間学校を休む必要はありません。
おたふく風邪のような症状を2回発症した場合には、血液検査でおたふく風邪の抗体があるかどうかを調べて正確な診断につなげましょう。
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